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→  5月 22, 2005 2

「気~が~狂~い そ う NO NO NO NO NO NONO」 BLUEHEARTSは、やや簡単に気が狂う。 オレらがバンドを始めたのは高1の時やった。 初めてやった曲が、このBLUEHEARTSの「NONONO」。 ハッキリ言って簡単やったから。 他にやってたんは、 ・SEX PISTOLS ・MISFITS ・RAMONES とかちゃうか。 パンクの人たちは、ホンマに簡単な曲を作ってくれる。 そういう意味でもあの頃の、ヤンチャな若者のバンド人口の増加に 貢献していたんやろう。 オレらは「モテたい」からバンドを始めた。 誰も口には出さなかったが、 そういう意味では気持ちが一つやった。 それから、Metallicaをやり、NOFXをやり、 HiStandard、Lifeball(知らんやろな)、Operation IVY(RANCIDの前身) などをやった。 でも、モノ足りんかった。 コピーはモノ足りんかった。 というか、思ったほどモテなかったから、モノ足りんかった。 「コピーはモテへんのちゃうか?」 「そうやな、オレらがモテへんわけないやんけなぁ」 ということで、オレらは大学に入ると 『モテへん理由を、コピー曲に責任転嫁しオリジナル曲をやる』 ようになった。 「コピーやってる奴なんか、アホやで」 「きっしょーー、コピー?サムーー。しばくぞ。」 その当時のオレらの合言葉。 一番サムかったのは、オレらのオリジナル曲でのLIVEやった。。 でも、大阪の八尾でやったLIVEでは、 サンテレビという神戸のテレビ局で、O.A.された。 もちろん、たったの5秒。 しかも、他のバンド目当てで収録に来ていたテレビ局の人たちが、 たまたまオレらを映しただけやった。 K-1やプライドで言うと、 出場選手紹介の際に「直近の試合のKOシーン」などがよく流されるが、 その中で『KOされている(=ボコられている)選手』役で オレらのバンドが使われていたんちゃうか?と思う。 けど、オレらのバンドは間違いなく、 「テレビ局が目当てにしていたバンド」 より盛り上がっていた。 めっさ盛り上がっていた。 なぜかというと、 客はオレらの連れ(友達)ばっかりやったから。 今では当然なことやけど、 当時は、 日本のバンドでも「メロコア」や「スカコア」のバンドなら、 歌詞は『英語』だと決まっていた。 でも、オレらの場合は違うかった。 [...]

→  4月 25, 2005 0

その日は全てがおかしかった。 全ては、反逆のカリスマ、彼の登場シーンのための 長いフリやったんちゃうやろか。。 彼の登場のためなら、 所詮オレらは人生ゲームで言うと銀行役にしか過ぎない存在だ。 オレはボクシング練習生。 近所の連れと通っている。 もちろん、目的は「自分自身との闘い。限界への挑戦。」と 必ず言っているが、 ほんまはダイエットである。 ダイエット8割である。 うちの会社の唯一の福利厚生で 「ボクシング、キック、ムエタイのジム費用は全額会社負担。」 というのがある。 「本当ですか?なんで?」と聞かれるが 「目標達成のためのストイックさを身に付けるため。」と答えている。 が、それが残りの2割の理由だ。 ウチのジムの会長(35歳くらい)は教えない。 人にボクシングを教えない。 でも、安心して欲しい。 女性の場合は、手取り足取り教えてくれる。必要以上に。 これで安心できただろうか。 その日は、ビルの1階に差し掛かったところで 「はい、はい、はいはいはい」みたいな声が 聞こえてきていた。 会長の声だ。しかもいつもより、1オクターブは高い声。 「めっちゃ珍しいやんけ。今日は女が5人くらいグループで入会したんちゃうか?」 と話しながら、オレらは階段を上った。 ジムがある3階に到着すると、 女どころか 大巨人が4人、プロ(ボクサー)っぽい輩が3,4人、その他3名ほど がおり、満員御礼状態だった。 オレの連れは、突然テンションが上がっていた。 「カジくん、あれ小川じゃんっ。」 そう、あのハッスルハッスルの小川直也と、その仲間の巨人たちが 今日はジムに来ていたのだ。 これが、会長の声が2オクターブ上がっていた理由だった。 オレは逆にテンションが下がった。 あんな大男がいっぱいいれば、 オレたち「ちびっこ なんちゃってボクサー」たちは、 練習する場所がないのだ。 何か腹が立った。 オレは、思いっきりメンチを切り(関西弁でにらむ、の意)ながら、 準備をした。 多分、そのジムにいる誰もが、ほんまに誰でもが、 オレを30秒以内であの世行きにできる猛者であろう。 オレが小川直也だったら多分、朝飯前どころか、 一昨日のふりかけご飯中に、豆腐の角で そのちびっこ練習生を、一(いち)生ゴミへと帰させただろう。 でも、その猛者たちが沢山いる状況が、功を奏した。 小川さんたちご一行が帰った直後、猛者の中の1人が オレたちに声をかけ、リングの上に上がるように言ってきたのである。 「お、いきなりスパーかよ!まじ?」 と心が躍った。 [...]

→  1月 17, 2005 0

あれは高1のバレンタインデー。 隣の中学で「1番カワイイんちゃうか?」と言われていたYと、 オレは付き合っていた。 付き合って半年、機も熟していた頃だった。 後で気がついたことやねんけど、 バレンタインが近づくにつれて、彼女と会う回数が減っていた。 会う時間も、日に日に短くなってきていた。 オレ以外の連れらみんなが、そのことに気付いていたらしい。 オレだけが、気付いていなかったんやと。。 そしてバレンタインデーの当日がやって来た。 オレたちは、Oちゃんという音楽・ファミコンともに 設備が充実していた友達の家で「保健体育のレポート」を するために集まっていた。 夕方くらいになると、それぞれが「チョコレートをもらいに行ってくるわ。」 とちょっとイキり(大阪弁で威張る、みたいな意味)ながら言い放ち、 Oちゃんの家を出て行った。 もちろん、オレも。 待ち合わせ場所は、事前に決めていた「サークルK前」。 当時、枚方市の東香里を代表するコンビニやった。 今はない。 下り坂をチャリで颯爽と下ってくるオレ。 サークルKが見えた。 付き合っていたYが見えた。 やっぱりカワイイ。 ん? 手ぶらみたいやな。 分かった。あいつの事やから、めっちゃデカいチョコを 作ってもうたんやろな。 あいつの家は近いから、今から一緒に家へ、あいつの部屋へ行くねんや! やばい、テンション上がる~~~! オレは人を疑わない教育を受け、ここまで育ってきた。 今まで、カツアゲは2回しかしたことがない。 1回ほどされたにも関わらず。 それくらい、純朴な高①生だった。 この辺でオチがネタバレしてるかもしれないが、軽く無視し、話は続く。 サークルK前に到着。 オレ「おぅ、ちょっと久しぶりなんちゃう?」 Y「うん、そやなぁ。。」 オレ「どないしたん?ちょいテンション低めちゃう?   どっか、その辺の公園にでもいこっか?」 Y「いや、ここでええょ…。」 そうか、皆が見てる前でいちゃつくのが好きなんや、この子は。 皆に見せびらかしたいねんや、この子は。 半年も付き合えば、やっぱ大胆になりよんでな!女は! オレは男らしく、彼女をリードすることに決めた。 しかし、いやらしくならないように、 デートの時は常に爽やかさを忘れずに。 HotDog Press(昨年、ついに廃刊)に、そう書いてあったからだ。 Yの手を引き、Yの家へ向かおうとした。 Yの右手を取ろうとしたオレの右手は、空を切った。 んん??? Y「あんな、もう付き合っていく自信、ないねん。」 オレ「あっそう。 …へっ?」 Y「ごめんけど、別れよう。。。」 [...]

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