朝から反省をしてみようと思う。
人間は反省ができることが強みで、ほかの動物より成長してきたのだ。(とか、聞いたことある)
今回描いたイラストについて、ある近しいやつから「梶原信次らしくない。賞が欲しいのはわかるけど、ただフツーの粗いイラストに見える」と言われた。
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たしかに自分の中でも「キターー!」感はないイラストだった。
なぜだろう?
考えてみよう。
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まず今回、イラストを描くことによっておれが狙っていたのは「賞」。それだった。
なぜ賞を狙いたいのか?それは将来的に「おもろいアートを作って、世の中に影響を与えるグループ」が
作りたいからだ。
これは忘れがちだが、会社を作った当初から変わらない。
特に不景気の今、そこに執着したい。あきらめずに目指したいところだ。
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一方、おれのトラウマ。
①「その割に、おれは絵を描いていない。描くことに時間を費やしていない。」
②「アーティストは常に新しいものを出さなければならない。『おれらしい』が、時に『いつも同じ。=古い。』になりかねない。」
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今、思いつくトラウマはこんなところだろう。
おれは「おもろい=新しいアイデアが豊富な」「イラストを描くやつ=上手、描きなれている」と思われたい。
けども、実は自分で自分のことをそう思っていないのだ。
これだ!答えはこれだ!
おれは、偽りの姿を他人に見せようとして見栄を張っている状態だからだ。
(ひろえとか、学とか近くで俺の作品をリアルに待ってくれているやつらに、変な見栄を張りたかったのだ。)
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そのトラウマを解消していこう。
3ヶ月くらいを目途で乗り越えていこう。
まず、以下のことをやっていこうと思う。
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①とにかく、描く。下手でも短時間しかかけられなくても描く。コレ!
具体的には、『2日に2時間は描く』。
美大の受験生のようなことを今更言っているが、これは最低限やろう。
(2日に2時間というのは、飲み会が入っても「今日あかんけど、明日に時間作ればいいや!」という余裕がある、すごくよい数字なのだ)
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②自分が今、描きたいものやことを常に考える。そしてそれを、裸のままぶつけてみる。コレ!
常に頭の中で、深く「自分らしさ?」「なぜかわかんないけど描きたいもの?」を考える。
通勤中でもいい。
そしてこの次が重要。
「うまい」とか「かっこいい」とか言われたい気持ちを捨ててしまうのだ。
そういう条件なしに「梶原信次らしい!」と思わせるように、
おれをぶつけて行くことが重要なのだ。
「梶原は絵がうまい」というのは、もう当然の話で、絵がうまいからこそ、うまいことには執着しなくていい次元に進めるはずだ。
ありのままの自分をぶつけていこう。
この訓練は非常に難解だろう。
今後、時間をかけてでも取り組んでいきたい、俺にとって人生のよい課題ができた。
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さーーーーーーー、関係なく仕事がんばろー。
11月 25th, 2010 @ 梶原 信次