どうなる?インターネットのコンテンツ:ただのメモ

4月 12th, 2005 @ 梶原 信次

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テレビなど映像系マスメディアとインターネットとの大きな差について。



1点目には

メッセージを発せられる効率性が高い(=低コストの割りにメッセージを

植えつけていき易い)ってこと。インターネットの方が。



こういうBlogのようなもんって典型的やな。

正直華やかさには欠けるが、手作り感や民主性は大。



この特徴が、情報発信側に対する理解を深めさせることに長ける、

という効果を出しているように思う。

いい意味のマニアック感。自分だけが知っている、という愛着にも繋がりやすい。



オレみたいな反官贔屓な奴は、特にこういうものに愛着を持ちやすい。



いわゆるターゲティングメールとかとはちょっと違うけど、

少数派にターゲットを絞って、コンテンツを出していくことができる。

(物理的に絞るのではなく、閲覧側が自動的に選択し、結果的に絞られる)



「ある属性の何曜日の何時くらいに~という環境の場合だけ

起こるであろう・・・な感覚。

それを感じる時間は非常に少ないが、極めて強く思う感覚。」

くらいなレベルにまで表現すべき感覚を

異常にかつ明確にブレイクダウンし、

それに合致するターゲットクラスターを、厳密に絞り込む。



そこに対してのみ、深みのあるガッチリとしたリーチをとるコンテンツを提供する。

コンテンツ制作のセオリーとしては当然の方法であるが、

それが全体的な視聴率重視のマスメディアにはできないことやと思う。

インターネットでは、この究極の絞込みに対応できるのだ。



そのようにして捕らたターゲットからは、利益も落ちやすい。

●●マニアは、●●業界に多額のこづかいを落としているのと同じ原理。

それらを実現するとなるとインターネットを主軸にすることが

極めて有効。





2点目は、

テレビの世界で言う「1社提供番組」っていうのが、

比較的手軽に、かつ確実に作ることができるとうこと。

(ご存知の通り、テレビの番組枠には限りがある。

 競合他社とのバッティングについては調整される。もちろん高いし。)



1社提供番組とは、

流通に多大な影響を与えるとして有名な花王の「あるある大辞典」(あるある探検隊ではない)や

昔で言うロート製薬の「クイズダービー」、資生堂の「おしゃれカンケイ」とか。



広告主が、公俗良序や法に反しなければ、ほぼ何でも自由に表現できる。

ある程度のコストをかけるだけで、優良なコンテンツを自社のためだけに

公開できちゃう。

優良なコンテンツを作る気さえあれば。



自社だけの番組を持てるのだ。これは大きいやと思う。





但し、PCを使いこなす層というのは正直、

今後これ以上目立った増加はしないと思う。

PC周辺で起こりうるのは、タッチパネル式のような単純化、

もしくはヘビー化していく既存利用者に対する、必要以上の

利便化かな。 ビジネスユースは対象外にしてるけどね。



となると、PCとは違って幅広い層が利用するであろう携帯の

インターネットというのは 避けて通れないツール。



但し携帯はPCと比較してもその「特定の相手とのコミュニケーションツール」

という度合いが非常に高い。

そこにコンテンツが割って入る範囲は極めて少ないと思う。

但し対人間、特に気に入られたい人とコミュニケーションをする際には、

多くの「精神的な隙間」ができ、そこにはコンテンツの活躍の場が現れる。



卑近な例で言うと「狙っている女と遊びに行く際に、こんな風に思われたいな」という時の精神の不安定さ。

そういう場では自分自身に欠けたものを補いたい、というニーズが顕著に現れるということ。



よく言うと、なりたい自分を意識する度合いが高まるっちゅうことかな。

しかもライバルを意識する機会も大きくなる。

そこで優良なコンテンツは活躍できる。



但し、それらのチャンスを携帯コンテンツだけでカバーしていくのは

めちゃめちゃリスキー。他メディアとの連携が必要。

これが最近よく広告業界で謳われている「クロスメディア」か。

この言葉、めっちゃ嫌いやねんけどな。惑わせるカタカナ語。



まぁだからこそ、オレらのようなインターネット以外のマスメディアや、

広告全体についても知っており、かつ融合できる奴らが活躍できるんやと思う。



つまり、コミュニケーションによって生じる精神的な隙間を

多メディアコンテンツで補完するための軸となる携帯インターネット。

これが2つ目のポイントかなぁ。





昔によく謳われた「インターネットの双方向性」については

ほとんど期待していない。

面倒くさい操作はマニアや制作・開発者しかしない。

そう、オレが今キーボードを打っているようなこととか。

これでもオレにとってはネック。。

声で話したり、テレパシーを送って入力ができないものか。

せめて、自分の手で書きたい。絵でも描きたい。



でも、入力に手間をかけずにハッキリとしたリターンがあることに

関しては、多くの人が積極的。

「より少ない操作で、より大きな楽しい反応が起こる。

その反応がインターネットに限定されなければ、されないほど

いい。」

という気がしている。



いい例えが思いつかんけど、、

感覚的な世界の「ローリスク・ハイリターン」みたいなことかな。

そのリターンが実世界やマスメディアで起こるというような。



操作する側で利用されるのは、間違いなく携帯インターネット。

携帯インターネットで入力され、感覚的な「ローリスク・ハイリターン」を起こせれば・・・。



これが3つ目のポイント。





先日の記事で知ったが、

やっとインターネットのコンテンツにおける著作権の整備が

整ってきそうならしい。各団体そろって著作権利用料の統一化をしてるとか。



これはまじで嬉しい。

インターネット発のコンテンツでキャスティングや、楽曲の使用や、

画像の使用などがめっちゃ楽になってきそうなのだ。

もちろん、既存コンテンツのインターネット上の2次使用も同じく

楽になってくる。

まぁ、それでも流布&コピー&加工しやすい、という特性を解決する方法には

ならないと思うけど。



これで徐々に見えてきたんちゃうやろか?

インターネット発で多メディア化、多店舗化していけるような

創造的で発展的なビジネスが。

何年も前からオレがしたいと思っていることが。

貧乏なだけにインターネット発。



まぁそれでも、今はまだ机上の空論。